XS ROCKFAN Special


オートバイでロックフェスへ行き、そのまま夏の日本を旅するU

えーと、まだ完成してないです。文章もところどころ抜けてる...
でも今アップしないとズ〜ッとアップできないような気がして・・
コワイ
みんなのアツイ要望&気が向いたらアップしてイキマス。つまりアップはもうないです。

とりあえず今回の旅で撮った写真をほとんど(90%以上)掲載。
ダブリや暗すぎのモノ以外、捨てカットもヤケ気味に載せて。
ある意味、ぼくの視点みたいなものが判ります
(だから?)
でもけっこう撮ったから半ば写真紀行になったような。

まぁほとんど文章なんて誰も読まないからオモイキッテ画像のみのほうが潔い。
ということで
(めんどくさいということで)後半は文章が一切無いです。合計98画像


20030725

 フジロックフェスティバル初日。とうとうやってきた〜待ちに待っていたこの日が!とか言いつつ寝坊。出発がAM6時過ぎ
(予定では4時)になってしまった。

つうかさ〜、用意というか準備というかそいうことは前日の夜までにやっておこうよ自分!とくにチェーン張りとかカムチェーンの調整なんて。タペット調整はカバーを外すもメンドクサイなぁとやめる。開き直ってまだタペットはいいでしょ、と自分に言い聞かせる。そういう人がXSに乗ってます、そういう人がこのサイトやってます。おまけに前日の夜なんて普段ほとんどテレビを見ないヤカラがドラマを見ちゃったりして、荷物をただオッピロゲテルだけでそのまま深夜のくだらないバラエティ番組をダラダラと見ながら笑っている自分に気づき自重。自嘲。

で、湾岸市川から首都高速、東京外環、関越といつもどおり人には言えないスピードで移動する。やはりタペットの音が気になりまする
途中、関越で前方のバス停レーンから朝飯前の仕事を終えたパンダさんが出てきました。XSをなだめてメーター111にする。大型車の陰やほかの車を利用して微妙に離しにかかる。でもパンダさんXSにカナ〜リ興味あるらしくチョット離すとグワッ!と近づいてくる(そりゃそうだ)

高崎を過ぎた辺りから同じく苗場を目指すと思われるバイカーがちらほら現れてきた。月夜野手前でモノスゴイ霧に遭遇。オッ、霧の中から現れたのはSRかな?キャンプ道具積んでるけどかなりカスタムしてる。ハンドルはオモイッキリ低いセパハンにシールド無しのジェットヘル。この時間にココを走っててこの感覚は間違いなくフジロッカー、まさか北海道じゃないっしょ?抜き際に親指(注、中指の次の次)を突き出してアイサツ。

ほどなく月夜野インターに。低速になったらなんで〜XSのキャブ調子悪ッ!しかも料金所がフジロッカーの車で渋滞。しかたないので一番前までなんとかすり抜けてキャブのエア調整タイムに入る。自作工具
(短く削っただけの−ドライバー笑)でキャブを覗き込みウニウニやってると見られる見られる料金所待ちの車の中から。なんか珍しいらしい。でもサスガなのはすべての車から音楽が漏れ出している。いいね〜いいっすね〜。これならズ〜っとこうしていられるカモ(ってしてらんね〜よッ)。ミシェル(ガンエレファント)始まっちまうじゃん。急いでウニウニしていると後ろから「大丈夫ですか〜」と声が。振り返ると先ほどのカスタムSRのお方。
「あ〜、たぶんだいじょうぶです。ちょっとキャブが・・でも、だいじょうぶです。ありがとうです。これからフジロックッスよね?」
「そう、フジに。さっき抜かれたとき北海道に向かってるのかと(笑」
「笑)フジの後、東北行こうと思っているから荷物満載なんすよ」
「じゃ〜、会場で〜」
とかなんとか話しながらキャブエア調整終了。ここまでは良かった。国道17号に入り猿ヶ京辺りから霧雨に。三国トンネルを抜けるとそこは完全な雨だった。Uターンかましてトンネル内
(モチ安全な場所)でレインウエアに。
土砂降りの雨のなかフジロック会場に到着だぜ。トウチャクダゼ。とうちゃくだぜ。
いよいよ苗場のゲートをくぐり、駐輪場へ。いるいる妖しいバイク達が!実際、この駐輪場を見れば判るんだけど、フジロックフェスにバイクで来る様な人達はさらにズレてます「ストバイで〜す、ど〜も!」とすかさずストバイ編集部フルチンさんとシブハラさんに声を掛けられる。なんともベタなコメントをスケッチブックに書き込み「XSいいッスね〜」なんて言われながら撮影。シノハラさんとは後に山梨のヒルアタックで逢い、しばらく話をしたがこの時のことは覚えてないらしい(笑
入場口でチケットを見せてリストバンドを着けてもらう。黄色いのが「文句あっか」の三日間通しの証。緑がキャンプサイト利用者の証。
いきなりとんで夜の写真。朝以来なにも撮っていませんでした。
なにしてたんだろ、俺。ちなみにこの時はこの日のオオトリUNDER WORLDやってました。
会場には超巨大オブジェがあるんです。ほんとデカインデス。
ホンモノのロンドンタクシーを使ってのオブジェ。ロンドンタクシーのオブジェじゃなくて、ロンドンタクシーをパーツに使ったオブジェ。
フジロック2日目の朝。
霧雨、小雨か・・
2日目のグリーンステージ一発目。足元の地面グチャグチャ靴グチャドロズボンドロドロ。そんななか前の二人手を叩いて喜んでいますが、これが音楽のちょっとした凄さです。
ホワイトステージ付近で雲間から見えた青空に感激しました。だから写真に撮りました。その空をデジタルカメラで撮ったぼくは人間なんです。
フジロックフェスではゴミの回収とそのリサイクルにかなり力を入れています。会場内でA SEED JAPANというNGO団体がキャンペーンをやっていて回収したゴミをさらにリサイクルされ易いように分別する作業に参加するともれなくTシャツとかタオルとか貰える。黄色いタオル(なかなかなデザイン)が欲しくてやってみました。不純?いいんです。不純でも威勢行為でもやらないよりやった方がいいんです!大きいビニール袋1つぶんの分別だけなんでチョーカンタン。したらこの前、A SEED JAPANからメール来たんでちょいと載せときます。

●今年集まったごみ&資源回収量は、総数 97、715kgでした。
1)燃えるごみ/燃えないごみ:84,160kg
2)ペットボトル      :1660 kg
3)紙コップ        :465 kg
4)紙食器         :〈調査中〉
5)空き缶         :3,650 kg
6)空きビン        :4,160 kg
7)割ばし         :300 kg
8)段ボール        :3,320 kg
資源である下記のものは、それぞれリサイクルされ、
1)ペットボトル →来年のキャンペーンバック(入場ゲートで配る袋)
2)紙コップ   →ティッシュペーパー/トイレットペーパー
     (8月末名古屋で行われるイベント「RUSH BALL」で使われます。)
3)割ばし    →王子製紙に送り、再生紙として生まれ変わります。

こういった活動がフジロックフェスを世界に名だたるイベントにした要因のひとつ。
今回は1221人が参加ってあったけどそんだけ?もっといたような・・。
ここはオレンジコートといって今年からできたステージ。あやしいおんがくせんもんのところ。
何がなんだか判んないけど夜のオアシス。
3日目の朝。晴れているということは、太陽があるということはもうただそれだけで素晴らしい。なるほど太陽があるということが素晴らしいのなら太陽が見えなくても雲の向こうに存在しているはずの太陽も素晴らしい。ならばそれを教えてくれた雨雲も素晴らしい。あなたも素晴らしい。ぼくの周りの人も素晴らしい。ぼくの幸せも素晴らしい。素晴らしいは素晴らしい。
晴れているということは、太陽があるということはもうただそれだけで感謝だ。なるほど太陽があるということに感謝するなら太陽が見えなくても雲の向こうに存在しているはずの太陽に感謝だ。ならばそれを教えてくれた雨雲にも感謝だ。あなたにも感謝だ。ぼくの周りの人にも感謝だ。ぼくの幸せにも感謝だ。感謝にも感謝だ。




3日目、待ちに待った快晴。ウチラは木立の間にテントを張っていたのでそこにロープも張って、これでもかこれでもかと今までの鬱憤を晴らすかのようにありとあらゆるものを乾かすぞ、と意気込むの図。

ここがコアなファンに噂のドラゴンドラ乗り場。山越え谷越えのマジオモロイロープウェイ。普段は往復1,500円フジロッカーは1,000円乗るべし!
そして20分後ドラゴンドラが着いた先はハートウォーミングな野外会場。アコギな弾き語りサイドとエレクトロなレイヴサイドあり。どちらもいっちゃってます。現代社会から遠く離れた奇妙な感じ。でもヘンなものは売ってません・・たぶん。
SR500SP&XS650SPのスパトラ
(スーパートラブル)コンビ
フジロックではこういうとこで洗剤シャンプー無しでアタマやカラダをあらうことになってます。たすけてください、もういきたくないです。
うそです。オモロ過ぎて死にそうです、たすけてください。
ヒザニ〜ノッテク〜ダサイ〜

sawさん、どうも(笑
「ボードウォーク」→

ここはホントに素晴らしい木のみちです。
この施工に尽力してくれたsawさん&皆さん
フジロッカーを代表して感謝です!
ありがと!おつかれです!
← 音楽を愛するキモチってやっぱこうでしょ!?
これはオアシスから国道17号線を見たところ。
ポテトをパン生地で包んで揚げたインド料理らしいです。ポテトをパン生地で包んで揚げたインドの味がします。ナマエハワスレタ
ナン+チキンカレー
SR500SP氏チキンカレーを買う
エルビスコステロ
フジロックフェスも終わり、まさに夢の後の駐輪場。開催中はこの場所にバイクがビッシリ。なぜその時の写真を撮っていないのか自分でもワカリマセ〜ン。やっぱストバイ系の感じ多しで、4発少ないっすね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヤーヤーヤーやっと逢えました〜。度々BBSに来てくれる日本のバイク乗りを代表するsawさん。初めて2001年のフジロックに参加した時、sawさんは駐輪場にあったぼくのXSを見て気になるバイクとしてなんと写真まで撮ってくれていたそうです。その後当サイトを見て間違いなくあの時のXSだということで驚きの書き込みをBBSに貰ったんですが、ハッキリ言ってぼくの方が驚きやした。サイト立ち上げてよかった〜!新しいカタチの出逢い?まぁ、楽しくいけるならドンドン楽しんじゃおうってことで。とにかくこの方バリバリのXS650スペシャル使いです。この方以上にXS650で走っている人をぼくは知らない。俺がそうだ!いやアタシがそうよ!という方、当サイトまでご連絡下さい。北海道までのXS限定キャノンボールやります。感動の初対面で固い握手をして盛り上がっている二人。
sawさんのお仲間と記念撮影
みんなに「こりゃロックだ!」と言われてたもの。
そのロックの全容とロックにさせちゃった人。
sawさん&お仲間をお見送り後、SR500SP氏とも別れて国道17号を湯沢方面へ。途中にあった湯沢健康ランド(フジ開催中はその野戦病院状態だったらしい)でキレイキレイする。駐車場に鹿児島ナンバーのTWがあったので風呂場でそれらしきにーちゃんに話しかけるとビンゴ!話がイッキに盛り上がり来年の再会を約束。でも名前も住所も判らない、判っているのは乗っているバイクと顔だけ。ラウンジにでてきて瓶入りの懐かしい味のするジュースを飲みながらガラス越しにある人工的な池にいる鴨を意味もなく見続ける。ふととても眠いことに気づく。眠いことに気づいたぼくはもっともっと眠くなった。

フジロックフェスも終わりラブピーなフヌケ気分で北に向かう午後三時九分。看板、オートバイ、全体のトーン、ここは日本、湯沢町。
関越自動車道に入ろうと思い湯沢インター入り口まできたら右ウインカーが点かないことに気づいた。インター手前の駐車スペースで調査。ふとインター入り口を見るとフジロック参加者らしい兄ちゃん二人組みが白い紙を走ってくる車に向けている。紙に「関西」」「大阪」「方面」と書いてあるのがここからでも判った。リアフェンダー裏側で配線がブチ切れてるのを発見、なんでだろ。修理。眠さと暑さでぼ〜っとしながら修理終了。そのままさらに10分ぐらいぼーっとする。なんとなくここから高速に乗るのはヤメて国道17号線に戻り北へ。二人組みはまだ頑張っていた。
結局、あまりの眠さに次の塩沢石打インターから関越自動車道へ
ここはインターにサービスエリアが併設されていて、とりあえずエリア内の芝生スペースを探し横になる。アリさんがかなりいる。と思っていたらいつのまにか眠っていた。

ポツ、ポツと顔に雨を感じて目が覚める。2時間丸々眠っていた自分に気づき少しだけ驚く。あれだけいたアリさんは消えていた。
ところがポツポツどころでは済まなかった。もう犬猫振り。タイではレイニング・シュリンプスつまり「エビが降る」だって。タイの人の感性にヤラレタ。でも日本なんか土砂ですよ土砂。夕立なのは判っていたからフジロック会場で貰ったデカイゴミ袋を間に合わせで荷物に被せる。
で雨が降ってる間はやること無いから、食堂へ行って野菜炒め定食を食べる。!!!!!!こりが、ンマイッ!考えてみたら今日はまだ食事をしてなかった。しかもフジロックでは連日カレーか肉だったからよけい身(胃)にしみた。料理してくれた食堂のおばちゃんを見つめるのはイロイロな意味でキビシ〜のでただただ感謝する。

夕立の後っていつも決まって気持ちいいのは何故だろ。
この電話ボックスの写真を自分でもなぜ撮ったのかワカラナイ。誰か教えてください。
ぼくがバイクに乗るときはいつもエンジニアブーツ。でも前回それでフジロックに突っ込んでいったら足にマメができてもう大変だった、という事を珍しく覚えていて出発直前にネットオークションで購入。なんか可笑しいけどゲタ代わりブーツ。まぁ、コレ10年ぐらい前のホーキンスらしいんだけど千円だったから文句は無い。それどころか気に入っている。イヤイヤトコトンコテンパンニガンガンコキツカッテヤル。愛するブーツには旅をさせろ!だ。
最後に

川の中に入ったのって

いつだったのか覚えてる?
川の中に入って

ふと向こうを見たら

あぁ

わすれていた

すっかり

わすれていた

たいせつなものを

ぼくは

わすれていた

                     あらあらかしこ

後半へ画像のみ

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